短い眠りで疲れをとる秘訣

健康な目覚めはリズムのある毎日から

地球上のほとんどの生物にはある種の体内時計があります。体の中にも昼と夜があり、活動と睡眠を一定のリズムで刻んでいます。不規則な生活が続くとリズムにズレが生じ、睡眠障害などの影響を及ぼします。体内時計のリズムをキープするには、毎日の生活のリズムが大切。たとえば、疲れているからといって、お昼まで眠るのは良くありません。生活のリズムを意識して睡眠の質を上げれば、長時間眠るよりも疲れはきちんととれるんですよ。

早起きして、朝の光を浴びる

個人差はありますが、人の体内時計は25時間周期。1時間のズレは、毎日の朝の光でリセット・修正しています。太陽の光を浴びると、体が目覚めます。平日も休日も、毎朝早起きをして太陽の光を浴び、気持ちよく元気に一日を始めましょう。

毎日同じ時間に起きる

眠りのリズムを維持するには、毎朝かならず同じ時間に起きることが重要。一度眠りのリズムが崩れると、スッキリと目覚める事ができなくなり、睡眠の質も下がってしまいます。極端な例ですが、毎朝7時に起きる人は、就寝がたとえ6時になってしまったとしても、きちんと7時に起きてください。もちろん休日も同じ。休みだからといって長く眠るのは禁物です。

15時までに軽く昼寝

お仕事の休憩時間に、座ったままで30分以内の昼寝を取りましょう。特に、前日の睡眠時間が短かった人は、10分でも15分でも、積極的に昼寝をしてください。頭がすっきりして、午後の仕事もはかどります。

夕方に軽い運動やマッサージ

体温を下げようとする欲求が睡眠をもよおすため、夕方の軽い運動を習慣化して体温の上昇と下降が得られやすい状況を作るのもおすすめ。ただし、寝る直前の運動は逆効果なので、その場合は軽いストレッチにしましょう。また、安眠に効果的なツボを刺激するのもリラックスして眠るのに効果的です。短い眠りでも睡眠負債知らずの質の高い睡眠には、お部屋の環境づくりと、寝具が重要。毎日の疲れをリセットし、元気な明日を過ごすために。寝具はこだわりを持って選んでくださいね。