100点満点の寝室環境はコレ!

そもそも、人は何のために眠るの?

日々忙しい毎日を送っている人の中には、睡眠時間を削ってでも
時間を確保したいという人もいるでしょう。しかし、睡眠は私達の体のメンテナンスには欠かせないものです。人は眠ることで心身の疲れを癒し、免疫力を高め、様々な機能を回復しています。中でも脳の疲労は、睡眠でしか回復することができないといわれています。

 

充分な睡眠を取らなければ、判断力や理解力、集中力といった脳の機能が低下するのはこのためです。
快適な眠りを得るために、自分に合った寝具を選び、寝室の室温や湿度、照明や音にも気を配り、環境を整えるだけでもずいぶんと睡眠の質を高めることができます。できることから、睡眠環境の改善に着手してみましょう。

理想的な睡眠環境の作り方

まず、睡眠環境を考える上で重要なのは寝室の状態です。
以下に寝室環境の重要なポイントを挙げました。あなたの現在の寝室と比べてみましょう!

  • 1 温度

    室温は26℃未満、冬は15℃以上が適切な温度。
    でも、きちんとした寝具を使っていれば寝室の温度が多少低くても睡眠には影響がないといわれています。
    まずは寝室環境ですが、布団の種類にも気を配りたいですね。

  • 2 湿度

    寝室の湿度は50〜60%が理想的といわれ、夏は高め、冬は低めが目安です。
    また、空気が流れないと湿気がたまりやすく、快適な湿度環境につながりません。
    サーキュレーターで寝室全体の空気をまわすのもおすすめ。

  • 3 方位

    あなたの寝室には窓がついていますか?
    朝は太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、すっきりとした目覚めにつながるため、
    気持ちのよい朝日が入ることが大切です。 西日の入る窓は避けるようにしましょう。
    地下に水脈がある部屋は磁場の影響を受けるので、寝室にするのはなるべく避けましょう。

  • 4 照明

    照明はやや暗めに設定し、間接照明など直接目に光が入らないようにしましょう。
    照明は、目の位置より下が良いですね。本を読みたいときは手で直接消せる照明が良いでしょう。

  • 5 ベッド

    電磁波の身体への影響を考えると、金属を使用していない天然素材のベッドが良いです。
    布団に限らず、ベッドも天然素材のものを選べたら理想的。
    また、外部の音が気になるようでしたら、窓からはなれた位置にベッドを置きましょう。

  • 6

    起きて足をつけた時に冷たくないように、絨毯を敷いたり、床暖房付きのフローリングが良いですね。

  • 7

    壁までこだわるなら、是非「珪藻土(けいそうど)」の壁にしましょう。
    珪藻土は天然でできており有害な物質を含まない、いわゆる「健康壁」として定着してきています。

  • 8 電磁波

    寝室の電磁波は睡眠の妨げとなります。
    敏感な人はコンセントの差込口があるだけで不眠症状が出てしまうので、
    コンセントにはカバーをするようにしましょう。