―よみがえる記憶―『MAD et LEN』 POP UP EVENT × 中嶋寿子
関連イベント
「プルーストを読む『失われた時を求めて〜無意思的記憶』」
講師:芳野まい(フランス文学研究者/セゾン現代美術館理事)
【日時】11月9日(土)16:00開演
【会場】gamadan TEL 076-298-4800 11:00-19:00
【参加費】3,500円(税込) 定員20名
※申し込み方法は、お電話、イベント枠からの申し込み、のいずれかでお願いいたします。
ルームフレグランス『MAD et LEN』(マドエレン)。ブランド名は、マルセル・プルースト著『失われた時を求めて』の有名な挿話からとられました。味や匂いといった感覚から突然に呼び覚まされる記憶。その記憶をプルーストは「無意思的記憶」と表現したのです。
20世紀最高の作家のひとりであるマルセル・プルーストが半生をかけて書き上げた『失われた時を求めて』は、大長編であり独特の文体が難解とされ、読破を断念した方も多いかもしれません。しかし100年以上たっても人気は色褪せることなく、愛され続けているだけの理由があるはずです。
マルセル・プルースト研究者の芳野まい先生をお招きし、プルーストの人物像、当時の文化背景から、名著「失われた時を求めて」の魅力を解き明かしましょう。
の関連イベントです。併せてお楽しみください。
-Profile-
芳野まい Mai Yoshino
東京生まれ。
フランス20世紀初頭の作家マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』を読み、フランス語・フランス文学の研究を志す。プルーストの小説を中心に小説・映画のなかのファッションについて研究。
東京大学教養学部教養学科フランス科卒。フランス政府給費留学生として渡仏。東京成徳大学経営学部(ファッションビジネス)准教授。一般財団法人セゾン現代美術館理事。NHKラジオフランス語講座「まいにちフランス語」講師(テーマ「ファッションをひもとき、時を読む」「ガストロノミー・フランセーズ 食を語り、愛を語る」)講師。
日本についてフランス語で伝える教科書「心ときめきするもの」を執筆・編集。