口笛のような高音のメロディーと、うなり声のような低音の声。モンゴルの遊牧民に古くから伝わるホーミーは、2つの音を同時に発生します。
ギターよりも柔らかで郷愁をおびた馬頭琴の音色は、聴くひとを懐かしい気持ちにさせてくれます。
馬頭琴とホーミー。古よりモンゴルに伝わる弦楽器の音色は、遊牧民の情景とともに、遠いモンゴルの大草原へと運んでくれるでしょう。
国内で演奏活動を続ける岡林立哉さんの馬頭琴とホーミーの生音演奏に、モンゴル出身の中谷アンギルマさんによるお話を織り交ぜながらのひとときです。
晩秋の夕べをお過ごしください。
日程:2020年11月22日(日)
時間:開場 16:30 開演 17:00(終演 18:30)
参加費:3000円(税込)
席数:限定12名
ゲスト:中谷アンギルマさん(モンゴル出身・金沢市在住)
申込み: gamadan TEL 076-298-4800
-Profile-
岡林立哉
名古屋市出身高知県在住。日本で数少ないホーミー、馬頭琴奏者。
旅先のモンゴルでホーミーの音色に魅せられる。以後、繰り返しモンゴルを訪れ、モンゴル奥地を旅し遊牧民の文化、歌を学ぶ。約2年半に及ぶヨーロッパ、南北米での演奏しながらの放浪生活を経て、帰国後は遊牧民から学んだ多くの歌、モンゴルの話とともにおくるコンサートを馬頭琴とホーミーの魅力を最大限に伝えるためにマイク無しの生音にこだわり、毎年100ステージ以上行っている。近年はカルマン、風の音楽家などのユニットや芝居とのコラボなどジャンルを超えた活動にも力を入れている。ホーミーの宇宙的な響き、昔ながらの皮張り馬頭琴の素朴な音色は聴く人に感動を与える。
カウスティネン民族音楽祭(フィンランド)、ヴィルニュス国際民族音楽祭(リトアニア)他各国の音楽祭出演。NHKラジオ「ラジオ深夜便」の「ないとエッセー」に4夜連続出演など。