バウハウスとは、1919年にドイツに設立された、工芸と芸術の統合を目指した世界初の造形芸術教育機関です。
ナチスにより1933年に閉校されてしまい、活動期間はわずか14年間でしたが、建築、美術、デザイン、工芸、音楽、ダンス、思想にいたるまで総合的な教育を行いモダンデザインの基礎を作った功績は大きく、現代も世界中でさまざまな分野に影響を与えています。
今年はバウハウス設立100年を記念し、世界各地で様々なイベントが行われています。
ここ石川では9月3日から、金沢工業大学で日本建築学会2019年度大会の記念コンサートと記念講演会〈「時代」としてのバウハウス ―モダニズムの1920年代〉が開かれます。
そのプレイベントとしてgamadanで、バウハウス設立年1919年に作曲された曲を演奏する”ランチコンサート”を開催することとなりました。
金沢にゆかりのある竹久夢二は、ドイツ滞在時にバウハウスのマイスター(教授)ヨハネス・イッテンが開校した「イッテン・シューレ」で教鞭をとっていた時期があります。そんな夢二にちなんだ歌曲もお届けいたします。
演奏は東朝子さん(ソプラノ)、資料解説は髙橋麻帆さん(髙橋麻帆書店)です。
今回特別ゲストとして、金沢で活動を続ける音楽家の金澤 攝さんに、光栄にも演奏をしていただけることになりました。
世の中に知られることのなかった埋もれた名曲たちをご紹介くださいます。
国内で「音楽」をテーマにしたのは、石川県だけ。
その記念すべき最初のイベントにどうぞお立合いください。
主催/株式会社石田屋
協力/バウハウス100周年いしかわ
【日時】2019年8月9日(金)
11:30~ お食事(gamadan発酵ランチ)
12:30~13:30 演奏会・おはなし
【参加費】5,500円(税込)20名限定
お食事(コーヒーデザート付き)と演奏・講演会
【申し込み】
電話 gamadan dining 076-298-7800
または下記フォームより、参加人数をお書き添えのうえお申し込みください。
■出演
東 朝子(ソプラノ)
髙橋 麻帆(髙橋麻帆書店店主 解説・古書展示)
特別ゲスト/金澤 攝(作曲家・ピアニスト・音楽史研究家)
■関連イベント
2019年8月9日(金)~12日(月祝)会場:gamadan
バウハウスの時代の古書たちを展示販売いたします(髙橋麻帆書店)