ISHITAYA的敷き寝具の考え方

購入してしまうと、なかなか買い直しがしづらい大型寝具
からだに合わない寝具を選んでしまわない為に知ってほしいこと。

 

日本人のライフスタイルの変化にともない、住まいのカタチも随分と変化してきました。
そして、日本人はさらにより良い寝心地を追求し、睡眠の質を考えるようになってきました。
寝具に対する考えはシンプルに。布団やベッドにからだを合わせるのではなく、
自分にあった寝具を使うことが大切です。

そもそも敷寝具とは?.

寝具でいう、マットレスや敷き布団のことです
最近ではベッドとマットレスと一体化して「ベッド」とも呼ばれていますが、
実際、ベッドはベッドフレーム、マットレスは敷寝具として、分けて考えなくてはいけませんね。
そして、敷寝具は、人の身体を100%を委ねて、身体の歪みを調整し、リラックスさせ体温を管理するという大きな役割をもっています。

敷き寝具で大切な事は?

1. 立っている時に身体にかかるたて重力を完全に解放させる事

2. 寝ている時の体温を下から逃がさない事。そして、湿度をコントロールできる事

3. 寝ているときに、どこにも圧迫による痛みやしびれを感じない事

4. 暑さ、寒さを感じることなく、朝まで爆睡できるという事

5. 寝て、身体と敷寝具の間に、隙間なく、背面が支えられている状態になっていて、かつ、腰が沈んでいない、支えられている状態である事。

よく「硬めの方が腰に良いんでしょ!」「「柔らかすぎるのは良くないのでは!?」と思われていることがありますが、硬くて、背中などに空間ができてしまうのはもちろん駄目ですし、柔らかすぎるというのを腰が「く」の字に沈み込むもの、と定義するならそれもNGです。.

では、どんな敷寝具が良いのか?

それは一般的にはなかなか売られていないのが現状です。
なぜなら、日本の多くの方々が硬いモノが身体に良いと考えてしまっているからです。その考えを変えるには、正しい知識が必要で、時間を要しますし、理解いただくことは大変難しいです。
そのため、一般的に販売されている敷寝具全体が硬いものとなってしまっているのです。中にはソフト、ミディアム、ハード、超ハードなど選択できるものもありますが、その中のソフトタイプといっても結構硬い!というのが多いです。
なので、お客様は、そこで比較したとしても、きちんと自分に合うのものが見つけられないのです。
通気が良い、保温性があり、気持ち良いという条件。値段で考えるか、本当に良いものを選ぶか、という選択肢が重要です。

100%天然のものをすすめる理由

100%天然素材のモノを選ぶことは、快眠のための基本的原則といえます。
よく見かけるコイルタイプのマットレス。実は金属は磁場が発生して身体に悪影響を及ぼします。
人工的に作られた繊維を使った敷き布団や低反発マットレスはなんの素材でできているかご存知ですか?
釣り糸のような糸がハルサメ状になっているマットレス=化繊素材(石油が原料)ですし、例低反発=ウレタン(石油が原料)です。
化学繊維自体は暑かったり寒かったりで温度と湿度の調整が上手くできません。
それに比べて必要以上に加工されていない植物・動物の天然(自然)素材は、人間の身体に近く、温度や湿度調整をしっかりしてくれるので、快適で安全に眠れます。

どっちがいいの? ベッドと敷き布団

といわれれば、ベッドです。
なぜならベッドは地面からの距離ができて(約45cmが理想)通気が良く、床冷えしないので身体が冷えないです。
(同じ室温でも、床と上の方では温度が違っています。)
また、毎日の「収納」という一苦労がなくなります。ですが、どうしてもベッドが無理!という方には、心地よく眠れる敷き布団の組み合わせもありますのでご安心ください。たとえば、羊毛で作られた敷き布団なんかは、湿気を吸って放出する機能にすぐれていますし、冬はもちろん暖かく、通気が良いので、夏も涼しいです。
敷き布団の上でも天然のウールベッドパッドや極上のムートンを敷いて、保温そして湿気を放出する、クッション性をプラスして使用すること。そうすることで、よりよい睡眠がとれます。薄くて手軽に持ち運びでき、コンパクトで軽くて扱いやすいのも良いですね。